有名人の「婚前契約」はメディアでも話題になることがありますが、
SILVAさんほど「婚前契約」の中身をオープンにされている方はいないと思います。
今では、
婚前契約＝SILVA
というくらい、婚前契約のワード検索で上位を占めています。
その内容は、今や沢山のサイトに出ておりますので、ここでは一つ一つ取り上げませんが、個人的な感想を述べたいと思います。
まず最初の印象は、若干厳しい（あくまでも個人的な感想です）
今まで扱ってきた婚前契約の中では、SILVAさんの婚前契約は厳しい（細かい）部類になると思います。
もっと厳しくて細かい方もいらっしゃいますし、ポイントを絞ってシンプルな方もいらっしゃいます。
良い悪いではありません。
二人の価値観を基に成り立つのが「婚前契約」
SILVAさんご夫婦は、最初はご主人が乗り気でなかったそうですが、1年半かけて「婚前契約」を作り上げました。
普通「婚前契約」と聞いて乗り気になる男性は殆どいないと思いますので、SILVAさんご主人の反応は通常といえば通常。
ですが、ここで絶対にムリな人は無理です。
SILVAさんも婚前契約を絶対ムリだと思っている男性とは結婚しなかったと思いますし、選ばなかったと思います。
その点では、二人の価値観が合っていたのだと思います。
はっきり言えるのは、婚前契約を熱望する女性と婚前契約を拒絶する男性（逆も然り）とでは、そもそもの価値観が違うので、結婚してもうまくいかないでしょう。
最初は誰しも聞きなれない言葉に抵抗を感じることはあります。
ですが、二人のためにどちらかが作りたいと思っていることに対して耳を傾けず、ただ拒否するようなら、結婚後も同じような局面に遭遇すると思います。
SILVAさんもおっしゃっていましたが、結婚前の仲の良い時期に話合いができなければ、結婚後に話し合えるチャンスはありません。
結婚前が一番二人が盛り上がっている時期ですので、二人がきちんと向き合うには一番ベストなタイミングです。
最後に個人的な感想の続きですが、SILVAさんご夫婦の「婚前契約」は若干厳しい印象は受けるものの、お二人の価値観のすり合わせの結果であり、どちらかに負担を課す内容ではないことから、円滑な夫婦生活を送るためのルールとして機能しているのだと思います。
SILVAさんご自身は、この「婚前契約書」は、円滑な夫婦生活を送るためのもので、長続きさせるためのものではないとはっきりおっしゃっています。
これは、「無駄に長続きさせないために」と解釈致しますが、一度離婚を経験されているからこその発言であり、夢見がちな結婚に対して、非常に冷静（少しドライ？）な発言でもあり、とても印象的でした。